皮膚という、たった一枚の皮で覆われた存在。
やはり、清潔で美しい透明肌のある顔肌の人は、それだけで「キレイ」です。
いくら目鼻立ちがよくても、肌が荒れ、くすんでいたら、
美しさに芯が通っていないことと同じではないでしょうか?
「美しさの基本」─
それは透明肌に由来しています。
加齢とともにキメやハリがすこしずつ失われていく肌をいつまでも美しく保つためには、
お肌の本来の力をつくることが大切です。
『アイラボスキンケア』システムは、ついつい過保護にしがちなあなたのお肌に、
シンプルで有効なスキンケアをご提供。
そのためには基本的な肌のメカニズムを知る必要があります。
~皮膚の「生理活性」について~
人間の皮膚は弱酸性(pH5.5~6.2)の皮脂膜で覆われ、
雑菌や磨耗による損傷から肌をガードしています。
この皮脂膜は毛穴の中にある皮脂腺から分泌される皮脂と、
汗腺から分泌される汗とが皮膚の表面で混じり合って作られる天然のクリームです。
皮脂腺から出される皮脂は中性で、
リパーゼという酵素が分泌されると、弱酸性の膜をつくって肌を護ります。
この皮脂膜は天然のクリームとして大変役に立っているのですが、
時間の経過とともに酸化がはじまり、あげくの果てには過酸化脂質という有害物へと変貌。
粘りの強い過酸化脂質は埃や汚染物、垢などを取り込みやすくなり、
肌を密閉する不要の汚染物になっていきます。
これは、もはや肌を護るためのクリームとは言えません。
過酸化脂質が毛穴や皮溝に詰まると通常の洗浄では充分に取りにくく、
お肌のトラブルの原因になっていくのです。
皮膚は大別して、「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の三層構造に分かれます。
一番外側で、角質層、顆粒層、有棘層、基底層に分かれるのが表皮です。
表皮では新陳代謝が繰り返され、正常だと28日サイクルで新しい皮膚に入れ替わります。
皮膚はご存知のようにケラチンというたんぱく質でつくられています。
このケラチンをつくりだすのが、基底層にあるケラチノサイトと呼ばれるものです。
一般的にケラチノサイトから生まれた細胞は細胞核をもって成長しますが、
14日目位から核は消滅します。この状態が角質です。
そして、14日ほとで垢となって剥がれ落ちます。
皮膚の新陳代謝が衰えると新しい細胞が順調につくり出せなくなり、
角質化した古い細胞が剥がれ落ちずに表皮に残ってしまいます。
肌を健康に、美しく維持していくには、
ケラチノサイトの働きを低下させないよう心がけることが肝心なのです。
また、表皮の下の真皮には肌の潤いを保持するNMF(自然保湿因子)や
セラミド(細胞間脂質)があり、皮膚の張りや弾力などを生みだしています。
ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどはNMFを構成し、
水分を溜め込むことによって、肌の保湿力が維持される重要な成分です。
肌老化は保湿因子をつくり出す能力の低下が大きな要因だと言えます。
そのためにも、ミネラルやビタミン、酵素をしっかりとバランスよく補給することが大切なのです。
皮膚に紫外線があたると、表皮と真皮の間にあるメラノサイトがメラニンという色素をつくり出し、
紫外線をブロックする機能があります。
ところが、20代後半からメラニンが沈着してしまう傾向があり、
年齢とともにメラニンが定着しやすくなり、やがてはシミになってしまうのです。
紫外線の吸収が激しすぎると、部分的に紫外線の刺激がなくても
常にメラニンをつくり続ける結果、その部分がシミとなって肌表面に現れます。
また、紫外線は皮膚細胞遺伝子に直接、または活性酸素を介して間接的に損傷を与えかねません。
表皮のみならず真皮内にまで進入し、コラーゲン、エラスチンの組織を破壊。
一度壊れると復元が困難となり、シワの原因にも大きく関わってきます。
年齢を重ねるごとに、紫外線の吸収には注意を要する必要がありますよね。
紫外線に加えて精神的なストレスが蓄積すると、体内に活性酸素が増加し、
細胞の構成膜である不飽和脂肪酸を過酸化脂質へと変貌させることも覚えておいてください。
この過酸化脂質とたんぱく質が結びついて、老化物質に変化したのがリポフスチンです。
肌においてはメラニンと融合し、老化性のシミになって真皮に沈着してしまいます。
内的要因はもちろん、知らぬ間に肌を侵している外的要因にも、充分注意したいものですね。











